カテゴリー: 7.研究所からのお知らせ

日独宝石研究所 2019年 年賀状のご説明

謹んで新年のご祝詞を申し上げます。
輝かしい年頭にあたり 皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
昨年中は格別のご用命を賜り厚く御礼申し上げます。
御社のますますのご発展を祈念しますとともに、
本年もなお一層のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

平成31年 元旦 日独宝石研究所 所員一同

年賀状に用いました写真のご説明をさせていただきます。

昨年は初めてミャンマーの翡翠オークション、エンポリアムを訪問しました。こちらはもっともリザーブプライスが高かった翡翠で9.3gで500万ユーロ(約19億円)の値がつけられていました。

ミャンマーではピジョンブラッドのルビーを探しましたが、レポートではそのように記述されるのかも知れませんが、展示会で見られたのはモンスーのものばかりでした。非加熱では中央に青い色帯がよく見られます。

宝石学会日本ではカラーチェンジガーネットについて発表を行いました。マダガスカルやタンザニアのものではバナジウムが多く、石が大きくなると青いガーネット(ブルー・カーバンクル)にもなるのが見られます。

 

昨年はグランディディエライトなどのレアストーンが多く見られました。後半はきれいな透明のアフガナイトも多く見られました。

昨年のツーソンではバイカラー・トルマリンのユニークなカットも見られました。真ん中で二色を分けるのではなくあえてテーブル面や後ろのパビリオンに平行に色の違いを持ってくることで見る方向で石の色が大きく変わります。このような色の組み合わせは、イチゴのようでした。

こちらは珍しいものでマンダリン・ガーネットに見られたホーステール・インクルージョンのような繊維状のインクルージョンです。露出した部分は粘土鉱物のディッカイトのようですが、内部は違いそうでした。

また、インドネシアのジャワ島からはブドウ状のカルセドニーが報告されました。こちらはアメシストと同じ色のメカニズムの紫色で、まさにグレープ・カルセドニーです。

昨年はデ・ビアス社のLightbox jewelryの発表により、合成ダイアモンドの市場が活気づきました。コストの安い大量生産できるHPHT合成もどんどん大きくなり、メレーサイズから0.5ctほどまで大きくなっているようです。HPHT合成ダイアの金属フラックスインクルージョンも入り方によってはきれいでした。

HPHT合成ダイアの特徴的な四角形の蛍光像も美しい幾何学模様です。

宝石の処理もいろいろと問題となるところですが、下図はパライバトルマリンのチューブ状のインクルージョンを樹脂で埋めた(含浸した)ものですが、少しホッとポイントで温めるとこのように溶けて出てきました。

また、こちらは中国の合成グリーンクォーツのクラスターです。緑の合成を成長させ、その上にさらに無色のクォーツを成長させてファントムにし、さらに条件を変えて小さな結晶を成長させて天然のような棘棘したクラスターになっています。

 

インクルージョンを見ていると石が成長してきた長い歴史を感じることが出来ます。下はスリランカの薄紫色のスピネル(ムーブカラー)に見られたアパタイトインクルージョンです。

こちらは、マダガスカルのサファイアの交差した成長線です。

パキスタン産ソーダライトのチャネル状インクルージョンです。

ブラジルのアレキサンドライト中の結晶インクルージョンです。

またタンザナイトにはあまり成長線は見られませんが、下図のような成長線も見られました。

これらについては新春に発行するジェム・インフォメーションで詳しくご紹介したいと思いますが、発行が遅くなってしまい、申し訳ございません。

それでは、本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

GLIS-3000のメンテナンス費用について

GLIS-3000の販売を開始してからそろそろ2年が経過し、
弊社からの保証期間が終わるお客様も出てまいりました。
幸い、まだランプ交換は発生しておりませんが、
ランプ交換含め、修理費用の目安をお知らせいたします。

弊社にて行うランプ交換
(予備機を弊社から発送し、ご利用中の機械を送って頂く場合)
ランプ部品代 700ドル(約80,000円、その時の現金売り相場)
ランプ交換手数料 20,000円(弊社販売機については5,000円)
送料 2往復分(約15,000円~25,000円)
ランプ保証 半年

出張にてランプ交換を行う場合
ランプ部品代 700ドル
ランプ交換手数料(関東近郊)50,000円(弊社販売機については25,000円)
ランプ交換手数料(ご遠方) 別途交通費
ランプ保証 半年
※ご訪問はご予約を頂いてから10日以内になります

お客様でランプ交換を行って頂く場合
(背面部に交換用の窓が空いている装置のみ、
それ以外は特別な工具が必要です。)
ランプ部品代 700ドル
送料 別途
弊社からご購入いただいた方には電話でのサポートが可能です。
ランプの保証はございません。

その他一般の修理代金
基本修理代 20,000円(弊社販売機については5,000円)
部品代  別途
送料もしくは出張費

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日独宝石研究所 2018年 年賀状のご説明

謹んで新年のご祝詞を申し上げます。 輝かしい年頭にあたり 皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。 昨年中は格別のご用命を賜り厚く御礼申し上げます。 御社のますますのご発展を祈念しますとともに、 本年もなお一層のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。    平成30年 元旦 日独宝石研究所 所員一同
年賀状に用いました写真のご説明をさせていただきます。

昨年はナミビアで第35回国際宝石学会議IGCが開かれ、ナミビアを訪問する機会を頂きました。そして、鉱山主のMr. Stephan Reifのご厚意でデマントイド・ガーネットのGreen Dragon Mineを訪問することが出来ました。

Green Dragon Mineのデマントイド・ガーネットはその名の通り、龍が炎を吐くように強いファイアが特徴です。ロシアのもののような強い色はありませんが、逆に鮮やかなファイアが魅力です。写真はナミビアのデマントイド・ガーネットのカット石です。

また、デマントイド・ガーネットについては株式会社アルビオンアート様から1880年代のアンティークのブローチをお借りし、検査させて頂きました。デマントイド・ガーネットの加熱、非加熱についての貴重な情報を得ることが出来ました。

35th IGC NamibiaではHPHT法、CVD法の合成ダイアモンドの蛍光、燐光を用いた検査方法について発表を行いました。

燐光がなく、蛍光も弱いCVDも作られるようになりましたが、別の検査では写真のようにそのタイプだけが反応するものもあります。一長一短です。鑑別では日本では合成が天然ダイアモンドに混じっていることはほぼなくなったほど減っています。しかし、海外ではそうでもないようで、たくさんのお問い合わせをいただきました。

メジャーな宝石としては、エチオピア産のエメラルドが日本の市場でも見られるようになりました。エチオピアはオパールで宝石産出国としてのプレゼンスを得ました。他にもブルー・サファイアの産出も確認されています。エチオピア産のエメラルドは色が良く、これからの流通が楽しみです。写真はエチオピア産のエメラルドに見られた二相インクルージョンです。

昨年は多くのレアストーンを拝見することが出来ました。その一つがグランディディエライトです。マダガスカルからこれまでの半透明~不透明の認識を覆すような美しい透明石が発見されました。その強い多色性はこれまでの不透明なものでは見られなかったです。写真はグランディディエライトの多色性を撮影したものです。

他にもマダガスカルから、多色性の強いアパタイトが見つかりました。下の写真は2枚の方向を変えた偏光版で多色性の様子を撮影したものです。これまでのネオンブルーのアパタイトとはまた違った魅力で、非常に強いテリが美しい宝石でした。

レアストーンとしてはパラサイトのペリドット部分を宝石用にファセットカットしたパラサイト・ペリドットも美しいものを拝見することが出来ました。こちらはJepara隕石からカットされたものです。写真はそのチューブ状インクルージョンです。

他にも新しい宝石になるのでしょうか、インドネシア産のクリソコーラ・クォーツではなく、オパールを拝見しました。クリソコーラのような高い銅の含有量がありますが、包まれているのはクォーツ/カルセドニーではなく、オパールでした。写真はその原石です。

ラリマーの独特な霞の中に浮き上がるような模様はなぜ起こるのか、サンプルの提供を受け、調べることが出来ました。光ファイバーのような構造があるようです。写真はそのラリマーの断面を写したもので、表の青の濃い部分に繊維状の構造が集まっていることがわかります。

ターフェアイトはスピネルとよく混同される鉱物ですが、ビルマのレッドスピネルのような鮮やかな赤いものを拝見できました。こちらの写真はまた違ったピンクのターフェアイトに見られた結晶インクルージョンです。

これらは、年明けにお届けするGem Information Vol.45で詳しくご紹介させて頂く予定です。

今年も良い宝石に恵まれますように。

それではどうぞよろしくお願いします。

2018年元旦 日独宝石研究所 所長 古屋正貴 社員一同

社員募集のご案内

業務拡張と体制整備のため、宝石鑑別・鑑定を行う社員を募集致します。

小さな会社ですので、色石の鑑別、ダイアモンドのグレーディングや、
分析機器のオペレーションも皆各自で行っていただきます。

ご経験、知識のある方であれば助かりますが、
有資格者や鉱物学を修めた方であれば、
簡単な業務から学んでいって頂きたいと思います。
新しい情報を日々学んで考えていくお仕事となります。
宝石のことを好きな方にお願いしたいと思います。

ご関心を持って頂けた方は、下記のメールフォーム
もしくは住所まで、履歴書と職務経歴書をお送りください。
ご検討させて頂いた後、ご返答させて頂きます。
どうぞよろしくお願いいたします。

ご連絡先
日独宝石研究所 所長 古屋まで
〒400-0051 山梨県甲府市古上条町824-5
TEL 055-243-2690

 

採用の諸条件

募集職種 宝石の鑑別・鑑定
勤務地 山梨県甲府市
仕事内容 宝石の鑑別・鑑定を行っています。
ダイヤモンドの鑑定、色石の鑑別をはじめ、
分析機器のオペレーションも各自で行います。
また、情報誌の記事執筆も行います。
世界の宝石産地や鑑別機関とのつながりを活かし、
新しい情報を集め、分析、発信することを心がけております。
雇用形態 正社員
勤務時間 09:00~18:00 (繁忙期に残業あり)
基本給とその体系 【賃金形態】月給
【賃金】193,500円~283,500円
その他の給与、手当 賞与(年2回)、技術手当、
残業手当、休日出勤手当、
住宅手当、皆勤手当、昼食補助、他
休日・休暇 休日: 日 祝 他
週休:その他
第1土曜日出勤
繁忙期は第1土曜日以外の土曜日も出勤あり
年間休日:105日
福利厚生 社会保険 、雇用保険、 定期健康診断
応募資格 宝石鑑別・鑑定士(GG、FGA,DGemG、HRD、AIGS等の資格)
もしくは大学院や大学で鉱物学を専攻した方
実務経験者尚良

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日独宝石研究所 2017年 年賀状のご説明

謹んで新年のご祝詞を申し上げます。 輝かしい年頭にあたり 皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。 昨年中は格別のご用命を賜り厚く御礼申し上げます。 御社のますますのご発展を祈念しますとともに、 本年もなお一層のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。    平成29年 元旦 日独宝石研究所 所員一同
年賀状に用いました写真のご説明をさせていただきます。

2016年は本当たくさんの合成ダイアモンドに悩まされました。特にメレーサイズのものは市場での流通量も多く、また検査も大変でした。こちらはCVD法の合成ダイアモンドの原石の偏光像です。成長方向に縞目も見えていますが、下の種結晶の部分には虹色が見え、結晶の違いが分かります。

こちらは弊社でご紹介しているGLIS-3000で合成ダイアモンドを含むロットの燐光画像を撮影したものです。光っていないものがB4,B5,B2,E8などにありますが、これらが天然で光っているものはHPHT法の合成ダイアモンドです。

同じくGLIS-3000で撮影したCVD法の合成ダイアモンドです。左が蛍光画像、右が燐光画像です。CVD法のものは燐光を示さないものもあり、燐光、蛍光両方をチェックする必要があります。

合成が続いてしまいました。こちらはダイアモンド中のパイロープ・ガーネットのインクルージョンです。ガーネットらしい形をしていないのは、ダイアモンドの空隙にガーネットの成分が入り込んで結晶化したためと思われます。

続いてモザンビーク産のスペサルティン・ガーネットです。こちらは2016年のツーソンで初めて見たもので30~50ctの大きなサイズのものがあるのが特徴です。しかし、気をつけないとマンダリンらしいオレンジではなく、少し褐色が強いもの、写真のようなインクルージョンがさらに多くなり、透明度のも悪いものも散見されました。

2016年によく見られた紫色のロードライト・ガーネットです。アメシストのような色をしたロードライト・ガーネットで、パープル・ガーネット、グレープ・ガーネット、アマランス・ガーネット、ロイヤル・ガーネットなどの呼び名も着けられています。ガーネットはその複雑な組成からいろいろな変種が現れ、このように特徴的なものだけを集めることで新しい宝石として訴求されることもある、複雑故に自由度の高い宝石だと思います。個人的にはメレラーニ・ミントと呼ばれるグロッシュラー・ガーネットのような視点は一つ一つの宝石の個性を見て魅力を見つけ出した、素晴らしいものだと思います。

こちらはコバルトを表面拡散処理したスピネルです。コバルト・スピネルが非常に希少で、また魅力的なことから、このような処理が生まれたようです。スピネルを少し溶かしてコバルトを表層に混ぜ込むようですが、溶けた跡はこのように痛々しいものです。

Gem Information Vol.42でもご紹介したこちらは天然のコバルト・スピネルです。インクルージョンだけでも美しいものです。これはベトナム産のコバルト・スピネルで、ブライド双晶が光を干渉してこのような模様が見えています。

マダガスカルのZahamena国立公園近くで2015年9月頃新しく発見されたルビーです。少し紫が強いですが、非加熱ものもが多く見られました。

こちらはビルマ産、ピジョンブラッド・カラーのルビーに見られたもやもやした糖蜜状組織と結晶インクルージョンです。昨年もビルマのルビーに対する需要は高く、鑑別で見ることも減ってしまいましたが、その分出会えたときの感動が高まっています。2017年も美しい宝石との出会いを楽しみにしています。

同じくカシミール産サファイアのコメット(すい星)状の結晶インクルージョンです。結晶インクルージョンが入ることで、その後の結晶の成長に影響が出てこのような尾を引いたすい星のようになります。カシミール産サファイアもなかなか鑑別ではみることが出来ません。

2016年の最後には良いニュースも聞かれました。マダガスカルで新しいサファイアのラッシュが起こっているそうです。先ほどのルビーの鉱山の近く、中東部Anbatondrazaka近郊からブルー、オレンジ、イエローなどのサファイアの鉱山が見つかりました。非常に大きなものも産出しているようで各所からその興奮が伝わってきています。2017年には市場にでも出てくるでしょう。楽しみです。

今年も良い宝石に恵まれますように。

それではどうぞよろしくお願いします。

2017年元旦 日独宝石研究所 所長 古屋正貴 社員一同

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日独宝石研究所 2016年 年賀状のご説明

謹んで新年のご祝詞を申し上げます。 輝かしい年頭にあたり 皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。 昨年中は格別のご用命を賜り厚く御礼申し上げます。 御社のますますのご発展を祈念しますとともに、 本年もなお一層のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。    平成28年 元旦 日独宝石研究所 所員一同 2015JGGL 年賀状に用いました写真のご説明をさせていただきます。 43BKOPL エチオピア産のブラックオパールです。これまでは処理のものしか知られておりませんでしたが、天然のものが後から、見つかりました。これまでのイエロー、ホワイトのエチオピア産オパールのように、遊色効果が強く、また地色が真っ黒なのが特徴です。 2016PBrough2   昨年は宝石でいくつか、よい報告が聞かれました。2014年10月頃にブラジル、パレリアスのパライバトルマリンが再度鉱脈に当たり、産出が再開されました。昨年はカット石も見られ、中にはバタリアのように色の強い美しいものが見られました。 2016PBCut 印刷だとなかなかパライバ・トルマリンのネオン感のある美しさが表現できず、難しいです。発光するディスプレイだと現物に近いです。 2016LKAnimMine 去年はスリランカにてサファイアの加熱について、講演を行いました。そこで鉱山主さんと知り合うことが出来、サファイアの鉱山を訪問し、採掘を見せて頂きました。場所はRatnapura近くのPalmadullaです。 2016SilkBlue ミャンマー産ブルーサファイアに見られた美しいシルク・インクルージョンです。シルク・インクルージョンは、横からの強い光を当てないと見られず、石の外観を邪魔しません。そして強い光が当てられたときだけ、このように現れる控えめな美しさを持っています。この写真はGem Information 43号でも表紙に使わせて頂きました。今年も美しいブルーサファイアに出逢えることを祈っております。 2016DemPK こちらはパキスタンのデマントイド・ガーネットに見られたホーステール・インクルージョンです。去年はカット石や原石もいろいろ見ることが出来ました。クロスニコル下で見られる干渉像も特徴です。 2016SynDia 中国でHPHT法で作られたメレーサイズの合成ダイアモンドの原石です。黄色の部分が種結晶ですが、成長した結晶がまさにラウンドブリリアントカットを横にしたような形で、その歩留まりが良さそうな形からも宝石用途に特化した製造であることが伺われます。今年も鑑別は大変になりそうです。 2016DemHT ロシア産デマントイド・ガーネットに見られた、加熱されて破裂したインクルージョンです。加熱については今年、調べていきたいと思います。 2016CVDDist インド製のCVD合成ダイアモンドです。ダイアモンドの形と言えば、ラウンドブリリアントカットや、ピラミッドを二つ合わせたような正八面体を思い浮かべますが、全く違う形状でイメージが変わってしまいます。 2016RubyMS ミャンマー(ビルマ)Mong Hsu産のルビーに見られた糖蜜状組織です。下の方の青い色もMong Hsuの特徴です。 2016IGCVilnius 昨年8月にリトアニア、VilniusでIGC国際宝石学会議が行われました。私はパラサイト・ペリドットの産地について発表を行いました。 2016MtFuji   今年も皆様にとって良い年となりますよう、日が昇る富士山と一緒に祈念しております。 改めて、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 2016年元旦 日独宝石研究所 所長 古屋正貴 社員一同

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ギュベリン宝石研究所のIJT出展のご案内

ギュベリン宝石研究所(Gübelin Gem Lab)が今年も国際宝飾展IJTに出展されます。 1月21日~24日、東京ビックサイトで行われる国際宝飾展で、 ギュベリン宝石研究所がその場で鑑別を行います。 ブース番号はB9-19です。 鑑別結果はその場で宝石をお返しするのと合わせ、 簡単なメモでお伝えし、後ほどスイス本国より、正式なレポートが郵送されます。 また、今回の展示に際し、特別価格を設定されています。 昨今の急激なスイスフランの高騰のために、ドルでの価格設定となっております。 up to 1.99 ct USD 200 2.00 – 4.99 ct USD 300 5.00 – 7.99 ct USD 400 >8 ct acc. tariff list こちらはコランダムやエメラルドなどでの産地同定非加熱検査も含んだ金額です。 またお支払いは現金(ドル、日本円)の他、各種クレジットもご利用頂けます。 詳しくはこちらのIJT用の資料、もしくは ギュベリン宝石研究所のホームページ正規価格表)をご覧ください。 ぜひ、ご検討ください。どうぞよろしくお願いいたします。

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日独宝石研究所 2015年 年賀状のご説明

新年あけましておめでとうございます。 旧昨年中は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。 本年は社員一同、基本に立ち返り、一層の技術、サービス向上に努めて参る所存で おりますますので、いっそうのお引き立てのほどお願い申しあげます。 年賀状に用いました写真のご説明をさせていただきます。 2015-18 ミャンマーのルビーへの憧れは、昨年もさらに上昇しました。 そのような中でも美しいミャンマー産のルビーを拝見することが出来ました。 今年も産地の情報などを集めていきたいと思います。 2015-06 同じくミャンマーのブルーファイアに見られるシルクインクルージョンです。 まるで流れ星のようなきらめきです。 2015-10 昨年ツーソンで見ることができました、アメリカ産のデマントイド・ガーネットです。 非常に小さな石ですが、きれいなホーステールが見られます。 2015-08 こちらはパキスタンのデマントイド・ガーネットです。 ナミビア産、マダガスカル産のように今年はもっと市場で見られるようになるのでしょうか。 2015-19 スマトラ島のアンバーです。 青い蛍光がドミニカのものように強く、新しいブルーアンバーとなるのでしょうか。 また、樹脂の流体構造が蛍光で美しく見られます。 2015-15 昨年も宝石学会で、中嶋彩乃さんのご協力を得て、スピネルについての発表を行いました。 昨年はスピネルの歴史に着目しました。 こちらはState treasury museum of the residence palace of Munich に所蔵されているバイエルン王妃Thereseのパリュールです。 また、昨年これまでの宝石の産地検査についての研究をご評価頂き、 宝石学会日本において奨励賞を頂戴致しました。 その賞を励みに、これからもさらに産地の研究を進めていきたいと思います。 2015-14 ここからは処理や合成石の写真です。 これはダイアモンドに用いられる高温高圧加熱処理(HPHT)が行われたブルーサファイアです。 2015-12 こちらはインド製のCVD合成ダイアモンドに見られた特徴的な成長線です。 CVD合成がこれから脅威とならないように、今度とも研究を続けていきます。 2015-01 所内での加熱の実験も昨年は引き続きいろいろ行いました。 こちらはベニトアイトです。 2015-03 最後になりますが、こちらはコバルトで青色をつけた鉛ガラスが含浸されたサファイアです。 ホワイトサファイアにコバルトによる色がのっているため、とてもきれいですが、 顕微鏡で見るとこのようなクラックに染まった色素の様子が見られます。 今年は基礎に立ち返り、研究を進めていきたいと考えております。 皆様の変わらぬ、ご支援、ご教授をどうぞよろしくお願いいたします。 重ねて、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 2015年元旦 日独宝石研究所 所長 古屋正貴

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ダイアモンド講演会のご案内

貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

さて、近年、宝飾用途のCVD法の合成石が話題となるなど、ダイアモンドの合成技術の進歩は加速しています。しかし、同時に天然のダイアモンドにおいても、その天然の美しさをより引き出すカット技術も大きく進歩しています。原石のカットには、3Dスキャナやモデリングの技術が用いられ、最適なカットがコンピュータで計算されるようになりました。また、その技術を活用し、最適化したファンシーシェープが考案され、ラウンドブリリアントカットにも劣らない輝きが与えられるようになりました。

今回、モスクワ大学の宝石学研究センターの所長であるYuri Shelementiev博士をお招きし、そのダイアモンドの原石と、最新のカット技術についてご講演頂く運びとなりました。ダイアモンドへの理解を深め、新しい魅力を訴求できるような講演を目指して参ります。どうぞご参加ください。ご参加人数の確認のため、ご参加頂ける方は、下記のご案内状をFax頂くか、Eメールにて弊社までご連絡ください。

同講演は大阪でも9月25日にJSC様の主催で行います。合わせてこちらの資料もご覧ください。どうぞよろしくお願いいたします。

 

開催日時 :2014年9月23日(火、秋分の日)13:00~17:00

会場      :文京シビックホール 会議室1 東京都文京区春日1-16-21 3F

定員      :45名

参加料    :会員およびご協力団体様会員5,000円、一般8,000円

講演者   モスクワ大学宝石学センター所長 Yuri Shelementiev博士

ダイアモンドのカットにITを導入し、その可能性を広げた

アントワープを始め、ダイア市場での講演多数

原石のグレーディングコースには全世界から生徒多数

最近の論文Rapaport ”ダイアの輝きとその科学(英語)”

Yuri02-aMSUlogo

協力      :諏訪貿易株式会社、Octonus社

案内のご協力 :宝石学研究会、AZクラブ、他

講演内容  :「ダイアモンド原石の魅力とグレーディング実習」

「カットされたダイアモンドの美しさと新しい評価体系」

詳しい講演内容こちらのご案内をご覧ください。

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日独宝石研究所 2014年 年賀状のご説明

謹んで新年のご祝詞を申し上げます。
旧年中はひとかたならぬ御厚情にあずかり、
誠にありがとうございました。

本年も社員一同、全力で取り組む所存でおりますので、
いっそうのお引き立てのほどお願い申しあげます。

弊社の年賀状でお送りさせて頂きました、
写真についてお問い合わせを頂きましたので、
ご説明をさせていただきたいと思います。

左上からご紹介して参ります。詳細は下記を開いてご覧ください。
それでは改めて本年もどうぞよろしくお願いいたします。

日独宝石研究所 所員一同

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