Gem Information 第45号発行のご案内

社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より⽇独宝⽯研究所をご利⽤いただきまして、誠にありがとうございます。この度、Gem Information 第 45 号発⾏の運びとなりました。今号では国際宝石学会議ナミビアでの最新の研究発表をご紹介させて頂くとともに、市場性のあるレアーストーンが増えており、ぜひともご紹介したいと存じます。これまでに知られていなかった宝石や、宝石自体は知っていても知られていなかった特徴、訴求されてこなかった魅力について分かりやすく紹介していけるよう、これからも情報発信に努めて参ります。

ジェムクオリティのグランディディエライト

これまで半透明~不透明のものばかりだったグランディディエライトですが、マダガスカルから透明な宝石質のものが産出する鉱山が発見されました。全く新しい宝石ということではありませんが、これまでになかったタイプの石であり、また強い多色性による独特な外観から市場で人気を博しています。

Grandidierite from Madagascar

国際宝石学会議 35th IGC 2017 Namibiaのご報告

第35回国際宝石学会議ナミビアに参加して参りました。多数の興味深い発表の中から、CVD法を用いてオーバーグロースされたハイブリッド・ダイアモンド、蛍光性を示すパライバトルマリン、スピネルの加熱によるフォトルミネッセンス変化の可逆性、スリランカの新しいサファイア鉱山、コランダムのベーマイトインクルージョンについての5つをご紹介します。

Hybrid Diamond (Natural at bottom, CVD on top)
Fluorescent Paraiba tourmaline from Mozambique

エチオピア産の新しいエメラルド

近年、オパールで宝石産出国として存在感が増しているエチオピアから、新しくエメラルドの産出が報告されました。ブラジル、ザンビアと同じ変成岩起源のエメラルドですが、青みがあり、暗さが弱く、透明度も高いものが多いということです。このエメラルドについては35th IGC Namibiaでもギュベリン宝石研究所のLore Kiefert氏が発表を行っており、その内容と合わせてエチオピア産エメラルドの特徴とその産状をご紹介します。

Vivid green emerald from Ethiopia

ナミビアGreen Dragon Mineのデマントイド・ガーネット

ナミビアの国際会議に合わせ、かねてより訪問を願っていたデマントイド・ガーネットのグリーンドラゴン(Green Dragon)鉱山を視察することができました。その名の通り、龍が吐く炎のようにファイアが強いデマントイド・ガーネットの特徴と産状についてご紹介します。

Green Dragon – Demantoid garnet mine in Namibia

サンタマリアタイプのブルーアパタイト

これまでのネオンブルーのブルーアパタイトとは一線を画す、ブルーアパタイトが見られました。マダガスカルから産出したというそのアパタイトは多色性が強く、まるでサンタマリア・アクアマリンのような外観をしています。

メレーサイズの合成ダイアモンドのアップデート

メレーサイズの合成ダイアモンドは鑑別で見られることはだいぶ減りました。しかし、サイズが大きくなったり、カラー、クラリティの悪いものなども見られるなどの変化もあります。また、検査機器についても新しいものが市場投入されるようになりましたので、ご紹介します。

Gem News

とても大きなジェムクオリティのパラサイトペリドットや、ビルマ産レッドスピネルのようなターフェアイト、クリソコーラタイプのブルーオパール、ラリマの色原因などについてGem Newとしてご紹介します。

Red taaffeite

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