最近手に入れた宝石 ? その11

51)Afghanite アフガナイト:アフガニスタン産 0.178ct 青色透明石

化学組成:(Na,Ca,K)8 (Si,Al)12O24(Cl,SO4,CO3)3・H2O カンクリナイトCancrinite系の鉱物で、六方晶系に属する。 屈折率:β=1.523、γ=1.529、モース硬度:5.5?6、 比重:2.55?2.65、 劈開:1方向に完全、 色相:青色透明石、 蛍光:長波で強いオレンジ、多色性:微弱
アフガニスタンのBadakhshan州、Sar-e-Sangのラピスラズリ鉱山中に、塊状で産出する。ラズライトの結晶中心部分を形成し、ソーダライト(方ソーダ石)、ネフェリン(かすみ石)、フロゴパイト(金雲母)、そしてパイライト(黄鉄鉱)を伴って産出する。ラズライト・インクルージョンを多く内包し、その色をより青く見せている。
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52)Charlesite チャールサイト:南アフリカ産 1.148ct 黄色半透明石

化学組成:Ca6(Al,Si)2(SO4)2B(OH)4(OH,O)12+26H2O、Ettringite系鉱物で、三方晶系に属する。屈折率:ω=1.492、ε=1.475 モース硬度:2?2.5、比重:1.77、劈開:完全、色相:無色?黄色透明石 蛍光:一般に弱紫、多色性:微弱???六方複錐面体や角柱状で産出する。
ニュージャージー州、Sussex郡にあるFlanklinで発見された。南アフリカ北部ケープ州Kalahari山のWessels鉱山でEttringiteとSturmaniteと共に産出する

53)Euchroite ユークロアイト:スロヴァキア産 0.278ct 緑色半透明石

化学組成:Cu22+(AsO4)(OH)・3H2O、斜方晶系に属する。? 屈折率:α=1.695、β=1.698、γ=1.733、モース硬度:3.5?4?? 比重:3.44、劈開:2方向に不明瞭、色相:鮮青緑色透明石?半透明石、? 多色性:弱い、
酸に弱く溶けやすい性質がある。短柱状から等粒状、? まれに厚板状結晶で産出する。主な産地はハンガリーのLibethenで雲母片岩の割れ目中にオリーブ銅鉱Oliveniteと共生する。また、ブルガリアの西部Stra-PlaninaにあるZapachitsa銅鉱床の酸化帯にもStrashimirite、Azurite、Malachite、Oliveniteと共生している。名称はギリシア語のEu(美しい)とChroia(色)に由来する。
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54)Sekaninaite セカニナイト:チェコ産 0.884ct 青紫色半透明石

化学組成:(Fe2+, Mg)2 Al4Si5O18、斜 方晶系に属する。屈折率:α=1.559、β=1.569、γ=1.573、モース硬度:7?7.5? 比重:2.77、劈開:なし、色相:青?紫青色透明石?半透明石?
和名は鉄菫青石で、菫青石の鉄置換体で、固溶体を形成している。? 一般的に、構造上の大きな空隙にアルカリ元素や結晶水を含む。チェコの西部、MoraviaのDolni Bory近郊にあるペグマタイト鉱床で大きな結晶が産出している。名称は最初に発見したチェコの鉱物学者J.Sekaninaに由来する。
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55)Shattuckite シャトゥッカイト:3.897ct 青色不透明石

化学組成:Cu5(SiO3)4(OH)2、斜方晶系に属する。屈折率:α=1.752、β=1.782、γ=1.815、モース硬度:3.5? 比重:4.11、劈開:2方向に完全、色相:青色?暗青色半透明石、 蛍光:なし、多色性:微弱??
和名はシャタッカイトで、長さ1?2mmの細柱状結晶の放射状、? 球状集合で産出する。主に銅の二次鉱物の変質物として生じ、アメリカのアリゾナ州、Cochise郡Bisbee地域Shattuck鉱山と、Pima郡のAjo、New Cornelia鉱山にある鉱脈の中で、同じ銅の珪酸塩鉱物であるAjoiteと共に産出する。名称は前者の鉱山に由来する。

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