最近入手した宝石 ― その16

76) Augelite アウゲライト ペル?産 0.405ct 帯黄緑色透明石


和名:アウゲライト  化学組成:Al2(PO4)(OH)3 単斜晶系に属する。 産状:柱状、塊状、卓状結晶色相:無色、白色、黄色、淡い青色、緑色 透明から半透明石 光沢:ガラス光沢、劈開面は真珠光沢 モ?ス硬度:4.5?5  劈開:一方向に完全比重:2.69?2.75  屈折率:α=1.570 β=1.574 γ=1.590 複屈折量:+0.014 ~ 0.020 蛍光:長波・短波共に変化なし 産地:アメリカ、インド、ボリビア、スウェ?デン、ウガンダ・・・等 燐酸とアルミナを主成分とし、硫化物、

硫塩鉱物などと共生するが産出は少なく、アメリカのカリフォルニア州の鉱山で良質な結晶の産出はあったが、閉山のため今では極めて稀な石になっている。アウゲライトは劈開面が真珠状の光沢を示すためにギリシア語の光沢を意味するAugeから命名された。

77) Edenite エデナイト ミヤンマ?産 6.324ct 淡黄色透明石


和名:エデン閃石 化学組成:NaCa2Mg5Si7AlO22(OH)2 単斜晶系に属する。産状:塊状、柱状結晶 色相:無色、白色、灰色、濃い緑色、透明から不透明石  光沢:ガラス光沢 モ?ス硬度:5?6 劈開:{110}完全 比重:3.00?3.06 屈折率:α=1.612?1.638 β=1.625?1.652 γ=1.630?1.654 蛍光:長波に変化なし、短波にて黄緑色蛍光産地:アメリカ、カナダ、日本・・・等

角閃石グル?プの一つであり、含有成分によりMg > Fe2+になるとEdenite(エデナイト)、 Fe2+ > MgになるとFerro‐edenite(フェロ?エデナイト)、チタンを含有するとKaersutite(ケルス?タイト)等の名がつく。角閃石グル?プの中で宝石質のものは極めて稀である。最初に発見されたアメリカNewYork州のEdenvilleに因んで命名された。

78) Microliteマイクロライト モザンビ?ク産 0.294ct黄色透明石


和名:微晶石 化学組成:(Ca,Na)2Ta2O6(O,OH,F) 等軸晶系に属する。産状:粒状、塊状、八面体結晶色相:淡黄色、黄色、褐色、緑色、透明から不透明石光沢:ガラスまたは樹脂光沢  モ?ス硬度:5?5.5 劈開:八面体方向に明瞭  比重:4.3?5.7(通常5.5) 屈折率:n1.93?1.94、メタミクト化の場合1.98?2.02 蛍光性:長波短波共に変化なし 産地:アメリカ、ブラジル、アフガニスタン、マダガスカル・・等

パイロクロア(Pyrochlore)グル?プの一つであり、主にリチウムペグマタイト中にアルバイト、微斜長石、リシア雲母などを伴って第一次生鉱物として産出する。結晶体が小さいために大きなカット石を得ることは困難とされている。最初に発見された結晶が微小であったことに因んで命名された。

79) Roselite ロ?ゼライト モロッコ産 0.200ct 紫赤色透明石


和名:ロ?ゼ石 化学組成:Ca2(Co2+,Mg)(AsO4)2・2H2O 単斜晶系に属する。産状:厚い板状結晶 色相:赤色、紫赤色、ピンク、透明から半透明石 光沢:ガラス光沢 モ?ス硬度:3.5  劈開:{010}完全比重:3.50?3.74 屈折率:α=1.694 β=1.704 γ=1.719 複屈折量:+0.025 蛍光:長波・短波共に変化なし 産地:モロッコ、ドイツ、スペイン、ナミビア・・・等

ロ?ゼライトグル?プの一つであり、コバルト華(Erythrite)に伴って産出する。コバルトの含有量がマグネシウムより多いとロ?ゼライトになり、マグネシウムの含有量がコバルトより多いとウェンドウィルソ石になる。鮮やかな紫赤色の色の原因はコバルトであり、産地であるモロッコのBou Azzerはコバルト鉱物の世界的産地として知られている。

80) Thaumasite タウマサイト 南アフリカ産 0.418ct 無色透明石


和名:タウマサイト化学組成:Ca6Si2(CO3)2(SO4)2(OH)12・24H2O 六方晶系に属する。 産状:塊状、繊維状、針状結晶色相:無色、白色、透明から不透明石 光沢:ガラス光沢 モ?ス硬度:3.5 劈開:不明瞭比重:1.91  屈折率:ω=1.500?1.507 ε=1.464?1.468 複屈折量:-0.036 蛍光:長波・短波共変化なし産地:アメリカ、スウェ?デン・・・等

エトリンジャイト(Ettringite)グル?プの一つであり、多量の水分を含んでいる。ファセットカットされた透明石はごく稀である。繊維状塊状石は、磨くと弱いシャトヤンシ?を示しキャッツアイ石となる。名称は様々な化学成分を含んでいることから驚きを意味するギリシア語のThaumaseinに因んで命名された。

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